梅雨入りし、雨の日が増えてきました。
ちょっとした雨の切れ間に、園のポーチに出てあそぶ、0歳児クラスの子どもたち。
座り込んであそんでいたからか、気づくとみんなズボンのおしりがまあるく濡れていましたが、そんなことにはお構いなし。
1人の女の子が雨に濡れたアジサイの葉っぱに触れました。すると、雨粒が飛び散り、手には冷たい感触。
水がはじけ飛んできたのに驚き、思わず目をつむっていました。
保育者が横で「冷たいねー。雨がついていたね」と笑いかけます。
その子はまた、アジサイの葉っぱに手を伸ばし、葉っぱをつかんで大きくゆすってみたり、指先をピアノを弾くように細かくに動かして葉っぱをゆらし、雨水をはじいてみたり。
しばらくアジサイで楽しんだ後、別の所に移動すると、今度はドウダンツツジノの葉っぱをみつけ、指先で払ってみます。
また、ぱらぱらと雨粒が落ちました。アジサイの葉とはちがい、ドウダンツツジの葉は、細かい水がたくさん落ちてきます。さらさらとかすかな音も聞こえてきます。
今度は腕を大きく動かして、力いっぱい何度も木を叩いてどうなるか試してみます。真剣な顔で何度も触り方を変えて木を揺らしては、水しぶきを指先や腕、顔で受け、感触、つめたさ、飛び散る具合などを全身で感じ取っているようでした。
晴れの日続きでは味わえない、雨あがりならではの体験。
子どもたちは小さな発見も全身で楽しんでいます。
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