~ 節分 ~
雪の予報も出て、体感的には一番寒い時期ですが、暦の上では立春を迎えました。
これから、周囲の変化から春の息吹を感じていくのが楽しみな季節です。
年明けには、昔から伝わる、願いや祈りを込めた習わしや地域のお祭り、行事などが
続きます。コロナ禍で何かと気がかりな今だからこそ、可能な範囲で工夫し、”文化”に
ふれ、心と身体で感じる機会を大切に紡いでいきたいと思います。
2月3日『節分』の日には、新しい春の訪れを祝い、豆まきをして、鬼(厄)を払い、
福の神を呼んで、皆の健康と幸せをお祈りしました。
福豆、柊鰯(ひいらぎいわし:ヒイラギの小枝にイワシの頭をさしたもの)など、季節の
習わしにちなんだものにふれ、その意味を知ります。
給食室からイワシを焼く香りが漂い、柊鰯に付いているイワシの頭の臭いをかいでから
豆をまくと、鬼が嫌がって逃げる姿に想像を膨らませた様子で、追い払う迫力が増した
ように感じます。
子どもたちはそれぞれに、『節分』の日に思いを込め、今年も巡った来た季節の習わしを
経験しました。
『おにわーそとー!ふくわーうちー!』
子どもたちの迫力に鬼はこっそり逃げて行き、福の神が安心して入ってきてくれた
ことでしょう。
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